跳ね上げメガネのご紹介、便利な使い方のご提案など跳ね上げメガネを研究するグループです。
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度付きの跳ね上げアタッチメント ディグリーフリップ Degreeflip
跳ね上げメガネ研究会がご紹介する優れものがディグリーフリップです。
脱着・跳ね上げ可能なホルダーに加工・装着したものです。
お手元(近く・細かい文字等)が見にくく遠くもパッと見たいかた、
遠近両用のメガネが使いにくいかたなどにお奨めです。
メガネレンズの度数を工夫することで、いろいろ便利な使い方ができます。
ディグリーフリップは単体では使えません。
メガネフレームに装着してお使いいただくことになります。
ディグリーフリップの優れたポイント
★ 普通のメガネフレームを複式の跳ね上げメガネに変身させることができる。
つまり、お気に入りのデザインのフレームや強度近視用の
ウスカルメガネなどを跳ね上げメガネとして使うことができる。
(但し、一山や特殊なものは装着できないことがあります。)
★★ フルリムのメガネフレームのレンズを入れないことで
式の跳ね上げメガネに変身させられます。
★★★ スーパー複式跳ね上げメガネとして利用できる。
ディグリーフリップ 度付き見本設置店は こちら です。
ディグリーフリップの様々な便利な使い方
★ 複式跳ね上げについて。
● ベースになるメガネの度数が遠方用の場合
ディグリーフリップに近くを見るための度数をいれ、
ディグリーフリップを跳ね上げたときは遠くを、降ろした時は
近くのものを見ていただくようになります。
● ベースになるメガネの度数が近く用(読書など)の場合
ディグリーフリップに遠くを見るための度数をいれ、
ディグリーフリップを跳ね上げたときは近くを、降ろした時は
遠くを見ていただくようになります。
また、ディグリーフリップにより近くが見えるような度数を
入れますとディグリーフリップを跳ね上げたときには普通の
近く用、降ろしたときは超接近用としてお使いいただけます。
● ベースになるメガネの度数が遠近両用の場合
ディグリーフリップにより近くが見えるような度数(+の度数)を
いれ、ディグリーフリップを降ろしたときには中近または近近
のメガネとして使い(入れる+の度数によって見え方は加減できます)
跳ね上げたときは遠近としてお使いいただくようになります。
また、遠近両用のメガネがちょっと遠くが見難いと感じているかたには
弱めのマイナスレンズを入れたディグリーフリップをはめていただくと
遠くがはっきり見えるメガネとしてお使いいただけます。
● ベースになるメガネの度数が常用メガネの場合
★ 常用メガネとは普段使い用のメガネとして矯正視力をめいっぱい出していないやや弱めのメガネ ★
ディグリーフリップに適度なマイナスレンズを入れて装用していただくと
運転用・夜間運転用の遠くがはっきり見えるメガネとしてお使いいただけます。
そのほかにも中近メガネに適度なマイナスレンズやプラスレンズ
を入れたディグリーフリップをつけて使うと…。
お持ちの遠用メガネに適度な遠近・中近レンズを入れた
ディグリーフリップをつけて使うと…。
このようにディグリーフリップは様々な使い方を選んでいただけます。
お店のかたと良く相談して用途や度数を決定してください。
ディグリーフリップの使い方具体例
写真2写真2のメガネはディグリーフリップを降ろした状態です。
(メガネフレームと同じ形にカットしてあります。)
メガネに遠方用(遠近両用)の度数が入っていれば
(ディグリーフリップには近くを見るための度数[プラス度数のレンズ]をいれ)
このように降ろした状態で近くを見ます。
写真3
そしてディグリーフリップを跳ね上げた状態(写真3)で
遠くを見ることができるわけです。ワンモーションで瞬時に切り替えができます。
必要の無いときには、取り外して、遠方用(遠近両用)として
お使いいただけます。(取り外した状態:写真4)
写真4
また、メガネに近く用の度数が入っている場合(読書用のメガネなど)には
ディグリーフリップに遠くを見るための度数[マイナス度数のレンズ]を
入れ、写真2のディグリーフリップを降ろした状態で遠くを見、
写真3の跳ね上げた状態で近くを見ることになります。
また、こちらの場合には跳ね上げメガネの便利な使い方の
「少し上げ法」が使えるという強みがあります。以下の説明をご覧ください。
少し上げ法について
講習会で遠くにあるものを見たり手元の資料を見たりという繰り返して
遠方・近方を見る時に跳ね上げをたびたび繰り返すのは面倒です。
そんなときに便利なのが「少し上げ法」です。
近視系の遠用単焦点や遠近両用のレンズが入った
単式跳ね上げメガネを、少しだけ途中まで
跳ね上げて、レンズを通して遠くのものを見て
レンズの下から手元を見る。
こうすれば、遠くを見たり手元を見たりを
繰り返すときに、その都度レンズを跳ね上げたり
降ろしたりする面倒さがなくて、便利なわけです。
この方法は単焦点でも累進が入っていても、
裸眼で机の上までの距離を明視できるのなら使える方法ですが、
累進の場合には、累進のままで普通に手元を見るよりも、
手元が横幅において広く見えて
便利、ということがあるかもしれません。
これを「少し上げ法」と呼びます。
写真5
写真5のような状態で「少し上げ法」が使えます。
上の二枚重ねの部分を通して遠くを見、下方視して
下の一枚の部分で近くを見ていただくわけです。
テレビを見ながら食事をするときなど、両手がふさがっている時などは
いちいち跳ね上げる必要が無くて
この状態で見ると、とても具合が良かったです。
簡易式の2重焦点(遠近両用)レンズという感じです。
★★ フルリムのフレームにレンズを入れないで単式跳ね上げとして使う。
これは、ディグリーフリップはバネ性のあるフックをメガネに引っ掛けて装着しますから
単式(レンズ一枚のみ)で使用するには、フレームのある、フルリムのメガネ
限定となります。フルリムフレームのレンズを抜いて、ディグリーフリップの
土台として利用するわけです。
跳ね上げメガネはデザインのバリエーションやフレームの種類は
あまり豊富ではありませんので、ディグリーフリップの利用価値大であるといえます。
特に大きいフレーム・小さなフレームなどで跳ね上げを利用したい場合や
プラスティックフレームで跳ね上げを利用したい場合などに使えるというメリットがあります。
使用例として
遠くがメガネなしで良く見えるかた
ディグリーフリップを上げて(レンズなし)で遠くを見、
ディグリーフリップを降ろして(老眼鏡として)近方の細かい字を見ていただく。
近眼で遠くをメガネをかけて見るかた。(メガネをはずすと近くが見えるかた)
ディグリーフリップを降ろして普段の生活をし(遠くもはっきり)
ディグリーフリップを上げて近方の細かな字を見ていただく。
★★★スーパー複式跳ね上げは、単式の跳ね上げメガネフレームに
ディグリーフリップを装着することによって使うことができるようになります。
つまり、この状態ではレンズ2枚通し、レンズ1枚通し、レンズなし(裸眼)という
3通りの見え方を使いこなせるわけです。
いれこむ度数によって
(中程度の近視の場合)
全部跳ね上げて、裸眼で3~40cmで読書をし、(写真6・7)
前だけ跳ね上げて6~70cmのパソコン画面を見、(写真8・9)
レンズ2枚重ねで遠くを見ます。(写真10)
(強度の近視の場合)
全部跳ね上げて、裸眼で超接近して細かいものを見、(写真6・7)
前だけ跳ね上げて3~40cmで読書をし、(写真8・9)
レンズ2枚重ねで遠くを見ます。(写真10)
写真8は少し上げ法(簡易型遠近)の状態です。
後ろ側のレンズ(跳ね上げメガネのレンズ)度数
ディグリーフリップのレンズ度数 の加減によって
それぞれの状態での使い道・使いやすさが変わりますので
当研究会会員店でよく話し合って、具合の良い度数を決めていただくことで
大変に使いやすいメガネができるでしょう。
写真6
写真7
スーパー複式跳ね上げの前後レンズを跳ね上げた状態が写真6と7です。
遠くを見ている状態からエイッと前後両レンズを跳ね上げると写真6に、
少し上げ状態から もう少し細かいものを見るよう跳ね上げると写真7に。
写真8
スーパー複式跳ね上げの前レンズを少しだけ跳ね上げた状態が写真8です。
複式跳ね上げのところで説明したように、スーパー複式跳ね上げでも
少し上げ法が使えます。
写真9
スーパー複式跳ね上げの前レンズ(ディグリーフリップ)を跳ね上げた状態が
写真9です。跳ね上げメガネの度数(後ろレンズ)の加減で
見えるもの(見る距離)が変わります。
写真10
スーパー複式跳ね上げの前レンズを降ろした状態が写真10です。
遠くが良く見える状態です。
眼の状態によって使い方が変わります。
ディグリーフリップを利用した跳ね上げ・複式跳ね上げ・スーパー複式跳ね上げは、どの状態でどんなものを見るかによって、様々な使い方が
考えられます。前・後ろに入れるレンズ度数も変わりますので
どうすれば使いやすいかを良く考えて、ご相談ください。
お使いになる方の眼の状態・屈折度数によっても変わります。
詳しくはお近くの跳ね上げメガネ研究会会員店
ディグリーフリップ度付き見本設置店でご相談ください。
ディグリーフリップ取扱店
関東 甲信越東京都 マリコ眼鏡店
神奈川県 オプティックオベロン
千葉県 opticDAIWADO
茨城県 メガネのトーキョウドー
山梨県 メガネのユキエ
中部 東海
静岡県 メガネのオガワ
近畿 北陸
大阪府 メガネのアイトピア
京都府 京都メガネ館 本店
四国
高知県 メガネのハマヤ
九州
福岡県 メガネのオガタ