跳ね上げメガネ販売記

跳ね上げメガネ研究会で実際に販売した事例をご紹介します。


 

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 Episode1  頻繁に顕微鏡を覗くかたにお買い上げいただきました。

      トケイ・メガネ・ユキエ  雪江美也

 先日、跳ね上げメガネをお買い求めいただきました。
 56歳の男性のかたで、大学の研究室で助手の仕事をなさっているかたでした。
顕微鏡を覗いたり、近見作業をするのに頻繁にメガネを取り外さねばならず、
従来のフレーム(テンプル形状記憶合金)では智の部分が開いてきてしまいやすく、
取り外しも面倒だということで、跳ね上げ式のフレームで、ということになりました。
(装用度数)
  R=S-1.25 C-1.00 AX70
  L=S-1.25 C-1.00 AX100
 フレームは単式の跳ね上げです。フルリムタイプで今のところ調子よくお使いになっています。
 

 Episode2  玉型を縦に伸ばして

       京都メガネ館  保田光政

跳ね上げメガネ研究会のHPをご覧になって奈良からおこしいただいたお客様です。

これまで購入されていた店では、跳ね上げメガネは種類が少なく
インターネットで探されたそうです。

現在もハーフリムレスの跳ね上げメガネをご愛用ですが、
普段は跳ね上げの遠近両用で、他に運転専用、
室内用中近と使い分けておられます。

今回お選びいただいたフレームは、
やはりハーフリムレスの、天地28ミリの単複兼用枠でしたが、
レンズは広いのがいいとのご要望でしたので、
天地を38ミリに広げて、
今お使いのメガネと同様に遠近両用レンズを入れました。

作製度数
R=S-3.00
L=S-3.00 C-1.75 AX180°
    左右とも2.50加入

レンズは1.60PL(15ミリ累進)
使用フレーム WDC4000 54□17


 Episode3  連続して跳ね上げメガネをお買いあげ 

        東京都 オプティック・レインボー 原 靖宏

当店のHPをご覧になって、跳ね上げメガネご希望のかたがご来店されました。
30代の男性ですが、今年に入って白内障の手術をされて不便を感じ、
跳ね上げメガネを探されていたそうです。

さっそく検眼をしてみました。
完全矯正
RV=(1.2×S-1.50 C-1.00 Ax180)
LV=(1.2×S-2.75 C-0.50 Ax5)
             PD70.5
上記度数で遠用度数の入った跳ね上げメガネをお作りいたしました。
ただ、一日中パソコンを見ている仕事で、複数のモニターを見る必要があるため、
PC用もあった方が良いのではないかともおっしゃっていました。
ディスプレーは、正面に四台その左右にも複数あるとのことでした。
一番近い距離で、眼から約60cmの位置にあり、縦にも重ねてあるため、
上のディスプレーは眼線よりもかなり高い位置にありそうです。

一番遠い距離にあるノートパソコンは、80~90cmくらい離れている
ということでしたので、とりあえず今は遠見用メガネが必要なので
遠用で使ってみるということで、MB-602(ナイロールタイプ)でお作りしました。
この枠は作りがしっかりしているのと、ポンと跳ね上がるため使いやすくて
気に入られるかたが多いです。

その後、やはりPC用も欲しいとのことでご来店されました。
眼からディスプレーまでの距離が約60cmなので、当店にある近見視力表で
その視距離における最適度数を求めると、

R=S-0.50 C-1.00 Ax180
L=S-1.75 C-0.50 Ax5 

となりましたが、一番遠いノートパソコンも見えやすくなるようにと、
近視の度数を調整して下記度数でPC用の跳ね上げメガネをお作りしました。

R=S-0.75 C-1.00 Ax180
L=S-2.00 C-0.50 Ax5 
フレームはMB601(メタル)タイプでお作りいたしました。


 Episode4  レンズの形を若々しく

        新潟県・メガネの朝日堂・大島店  浅野隆之 

先日、県内北部から遠路を跳ね上げメガネを探して44歳の男性がお越しになりました。

このかたは近視で遠方用のメガネをお使いなのですが、
パソコン作業が多く、遠方用のメガネを掛けると画面がぼけてしまうのでいので、
いつもメガネをおでこに上げてパソコンをご覧になっていたそうです。
 不便だな、と思っているときにテレビで「なぎらけんいち」が
メガネを跳ね上げているのを見て「これだ!」と思ったそうです。
新潟市内の店では跳ね上げメガネを置いているところがほとんど無く
「取り寄せならできる」と言われて諦めたそうです。
 でも、何とかしたいと思って、ネットで探したら跳ね上げメガネ研究会を見つけて、
当店にたどり着いた、とのことです。
 お選びいただいたフレームはPL-23のハーフリムですが、
天地が深いので、この年齢のかたにはちょっとおじさんくさくていまひとつです。
そこで、これはハーフリムなので玉型の下半分は形や大きさを自由に変えられますから、
レンズの天地を浅めに玉型を改造しました。
 度数は<br />
R=S-1.50 C-0.50 Ax95°
L=S-1.50 C-0.50 Ax95°
   OCD R=32.0  L=31.5
 1.6屈折のプラレンズでお作りしました。
 ご注文をいただく時点では、できあがりの形はすぐには示せませんでしたが
「あなたに任せる」と言われて、玉入れ加工のときには、
一生懸命にスマートなものをと頑張りました。
 遠方のお客さまでしたので、できあがったものを宅急便で送りましたら、
本日「とても良い形になった」と、感謝のメールが届きました。
跳ね上げの具合も良いそうです。

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